あとろこ横浜スタイリスト御用達
【横浜ファッション情報!】
チャイナタウンから世界発信!
賑やかな中華街の喧騒を抜け関帝廟通りの脇道を入ると、大きな蓮の絵が描かれショーウィンドウが目に入ります。そこが「ROUROU(ロウロウ)」、横浜発のファッションブランドです。異国情緒あふれる店内には、蓮や龍の刺繍が施されたアジア風のワンピースやパンダプリントのトートバック、華やかなスカーフなど個性的なアイテムが所狭しと並びます。
コンセプトは「アジアのどこかにある理想郷・朧朧国(ろうろうこく)」。争いがなく、独特の文化を持つ未知の国をイメージしてデザインされています。店舗はここ横浜のみ。オリジナリティある世界観に魅了された熱烈なファンが全国各地に存在しています。
デザイナーは、元パリコレモデルの早園マキさん。パリコレに出演することでアジア人としてのアイディンティティを意識し、アジアの女性がもっと美しく、誇りを持って自分を表現できるようにとブランドを立ち上げました。社長の石河陽一郎さんとは小・中・高を通じた同級生。早園さんがデザインを手描きし、石河さんがパソコンで加工。2000年のブランド立ち上げから丸15年の間、二人三脚でブランドを作り上げてきました。近年では国内の職人への発注を増やし、桐生の織物や岡山のデニムなど、伝統技術や製法を使って生産しています。大量生産はしないため、シーズン初めの受注会でほぼ完売してしまうものも少なくありません。生産と消費のスピードが加速する昨今ですが、丁寧なものづくりを通して職人や技術者、そしてROUROUの世界観を愛するファンたちとの強固な結びつきを、時間をかけて紡いできました。
石河さんは「ファッションはいつの時代もカルチャーを牽引してきました。今後、人口や経済がどんどん縮小していく中で文化のあり方は今までと大きく変わるでしょうが、物語のあるファッションを通して、これからのライフスタイルも提案していけたらいいと思っています」と、お話してくださいました。
左/早園さん手描きのロータスの花をプリントした大人気のシフォンチュニック。ふんわりしたシルエットで、誰でも可憐に見せるデザインに仕上げています。
ROUROUの服をデザイナーがコーディネートし、プロのヘアメイクアーティストがメイクをし、そしてプロのカメラマンに写真を撮ってもらう。毎回応募が殺到する大人気のイベントです。 *今年は5月開催予定。 ※詳しくは公式サイトにて。
横浜を拠点に活動する芸術家・稲吉稔氏が代表を務める「nitehi works」と若手デザイン事務所がリノベーションを手がけた店内は、独自の世界が広がります。
「ROUROU Cafe」は、アパレルショップ「ROUROU」がプロデュースするカフェ。 朧朧国(ろうろうこく)の路地裏にある、朧朧国に住むアーティストが集う場所、そんなイメージで作られました。「ROUROU」の世界観を「衣」だけではなく、「食」とその「空間」からも感じられるお店です。