福島 

2013年、春。イタリアから青山ベルコモンズに、
春のガーデンをテーマにした素晴らしい絵画を届けてくださった心象画家マルコ・ガンディーノ氏。
青山ベルコモンズの「春」を、マルコ氏の絵画で演出させていただきました。
そして、たくさんのお客様にご来展いただいたマルコ・ガンディーノART展では、
それはそれは素晴らしいファッションを感じる絵画の数々が展示され、
大盛況のうちに幕を閉じることができました。

マルコ氏が青山ベルコモンズに届けてくださった絵画は、
彼が、日本で起きた3.11という大きな震災の様子をニュースで見て
「日本の被災地の方々に希望を贈りたい…」と願った、そんな想いの込められた絵画でした。
津波で流され、すべてを失ってしまった。
しかしこの大地に根を張った植物たちは、
偉大なる生命力で再び素晴らしい花々を咲かせるときが必ず来る…
そんな祈りと希望がテーマの絵画だったのです。

人々の心の大地に、希望の花と夢を咲かせる―
そんなあたたかい想いに満ちた心と心を結ぶ春の企画はさらに発展し、
マルコ氏が福島・いわき市の豊間小・中学校へ絵画を寄贈するという、素敵なイベントにつながりました。
これが、今回、青山ベルコモンズが架け橋となった「イタリアと日本・福島との文化交流」のはじまりです。
地元の元校長先生が先頭となってコーディネートをしてくださり、
マルコ氏が豊間小・中学校を訪れて行われた絵画寄贈セレモニーは、
本当に素晴らしい、感動的な歴史に残る1ページとなりました。

こうしたご縁から、青山ベルコモンズは2014年のファイナルへ向け、
もっともっとたくさんの人たちに幸せと希望の夢をお届けしようと、
“幸せを運ぶ蝶々”をモチーフにした空間ディスプレイでお客様へのおもてなしを開始しました。
夏の白い蝶々。秋の木で出来た蝶々。クリスマスの温かな蝶々のモチーフ。
そして今回の交流絵画展では、ハッピーモチーフの蝶々を使って、
子どもたちの心の交流となる架け橋のお手伝いを企画しました。
イタリアと福島の子どもたちに真っ白な蝶々の画用紙を送り、
そこに自分たちの夢を描いてもらう希望の絵画展。
色とりどりの蝶々たちが、子どもたちの未来への夢と希望を運んで旅をします。
マルコ・ガンディーノ氏はじめ、イタリア・アルバの校長先生、父兄の皆さん、福島の豊間小・中学校の先生たち、
たくさんの方々のご協力があって、この青山ベルコモンズファイナルの絵画展企画は実現しました。
10,000キロを渡って運ばれたイタリアの蝶々たちと、福島の蝶々たちが、
子どもたち1人1人の夢を乗せて一同に青山ベルコモンズへ集まりました。
叶えたい夢、伝えたい思い、胸に抱く希望。色とりどりの蝶々の絵には、そんな子どもたちの未来が詰まっています。

青山ベルコモンズは、3月30日でファイナルを迎えます。
世界的な建築家によって設計され、世界で活躍するファッションデザイナーを発信してきた、青山ベルコモンズ。
次は、この世界を新しい未来へと羽ばたいていく子どもたちに希望を託し、その大きな夢と共に旅立ちます。

ファイナルテーマの【オクルエ】。それは、心の“贈る絵”です。
希望を描くことが、未来をつくっていく。夢を描くことが、希望の前身となる。
そして、 “贈る出会い” と “贈る笑み” をご一緒に―。
そんなたくさんの想いが込められた青山ベルコモンズのファイナルを、皆様と一緒に、過ごしていきたいと思います。

青山ベルコモンズ ファイナルプロジェクト スタッフ一同

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